キフォプラスティ(脊椎形成術)とは?
骨粗鬆症や脊椎がんに伴う椎体圧迫骨折(VCF)は、強い疼痛を引き起こすことがあります。キフォプラスティ(脊椎形成術)は、圧迫された椎体を再膨張させ、骨折を修復する手術です。
対象者
- 主に骨粗鬆症の患者が対象です。側弯症、脊柱管狭窄症、外傷による圧迫骨折の方は、キフォプラスティの適応外となることが多いです。
手術手順
- キフォプラスティでは、背部から小さなバルーン状のツール(タンプ)を挿入し、バルーンで椎体内の空間を膨らませて圧迫を緩和します。その後、硬化性セメントを注入し、骨折部位を固定します。
回復期間
- 低侵襲の外来手術であるため、入院は不要です。術後の違和感は約2週間で自然に軽減します。
成功率
- 主な目的は疼痛の除去と椎体の形状回復です。米国整形外科学会(AAOS)によると、手術を受けた患者の約95%が効果を実感しています。
合併症
- 合併症は稀ですが、セメントが脊髄や神経を刺激するケースがあります。極めてまれにセメントが肺に流入し、肺塞栓を起こすことがあります。
