こわばりを測定・管理する方法
はじめに
関節リウマチや線維筋痛症、甲状腺の問題などが全身のこわばりを引き起こすことがあります。怪我や寒冷、うつ病、ウイルス感染でも同様です。こわばりには痛みが伴うことが多く、症状の評価は重要です。
こわばり症状の評価方法
ステップ 1:リッカート尺度で評価
1〜10の数値でこわばりの程度を自己評価します。1は全くこわばりがない状態、10は最も強いこわばりです。例えば、膝のこわばりで椅子の腕を掴んで立ち上がる必要がある場合は7〜8、ベッドから起き上がるときに軽くこわばりを感じる程度なら3〜4、床から起き上がれない場合は9〜10と評価します。
朝と夜、1日2回程度、自分の感覚に合わせて数値を記録すると、時間経過とともに自分のこわばりの範囲が把握できます。
ステップ 2:症状日記をつける
こわばりを感じた日時、強さ、直前に行った活動、食事内容などを記録します。食物過敏症やアレルギーが炎症を引き起こし、こわばりの原因になることがあります。日記を続けることで、こわばりが出やすいパターンや要因が見えてきます。
ステップ 3:可動域テストを実施
関節のこわばりは可動域の制限として現れます。肩の柔軟性を測る「スクラッチテスト」や、股関節・腰・膝・指などの可動域テストを行い、正常かどうかを確認します。例えば、肩を上げて背中に手を回し、左右の手が指先で触れ合うかどうかで可動域を評価します。
まとめ
リッカート尺度、症状日記、可動域テストの3つを組み合わせて定期的に評価すれば、こわばりの変化を客観的に把握でき、適切な対策や医師への相談がしやすくなります。
