大腿骨頸部(Femoral Neck)

大腿骨(太ももの骨)は、股関節のソケットに収まる球状の大きな関節頭と、長い骨幹へと続く短い頸部(フェモラルネック)を持ちます。骨密度測定では、この頸部が測定部位として頻繁に用いられます。

骨減少症(Osteopenia)

骨減少症は、骨量が減少した状態ですが、骨粗鬆症ほど重度ではありません。骨密度が正常範囲(Tスコア >-1)より低いが、‑2.5 以上の範囲にあると診断されます。

骨密度検査とTスコア

骨密度検査では、Tスコアという数値で結果が示されます。

  • Tスコア > ‑1 :正常骨密度
  • Tスコア –1 〜 –2.5 :骨減少症(Osteopenia)
  • Tスコア < ‑2.5 :骨粗鬆症(Osteoporosis)

検査結果の考慮点

同じ人でも大腿骨頸部、股関節、脊椎など複数部位でTスコアが異なることがあります。検査結果は必ず医師と相談し、どの部位が最もリスクが高いか、今後の対策を決めることが重要です。

専門家の見解

ワシントン大学の研究によれば、Tスコア単体で骨折リスクを正確に予測できるわけではありません。また、骨減少症は「病気」ではなく、骨量が減少した状態を示す用語です。