回旋腱板手術の回復期間とリハビリのポイント

入院中の回復

手術後はまず回復室で数時間過ごします。最初の1日から、関節が固まらないように腕と肩をゆっくり動かす Continuous Passive Motion(CPM)装置に接続されることがあります。術後2週間は疼痛管理のために鎮痛薬を服用し、理学療法士が病院内で行う肩の可動域維持エクササイズを指導します。通常、2日目に退院となります。

自宅での回復

退院後はスリングや肩用固定具で腕と肩を固定し、約1か月間装着します。スリングなしで歩行は可能ですが、腕は体側に添えておきます。ストレッチは継続しますが、手を伸ばしたり重いものを持ち上げることは禁じられます。運転や買い物、日常の身の回りの動作はサポートが必要です。

理学療法

理学療法は入院時に開始し、約12週間続けます。手術の成功と治癒は、理学療法士の指示に従いエクササイズを正しく行うかどうかに大きく左右されます。多くのエクササイズは自宅でも実施できますが、定期的にクリニックでのセッションを受け、肩の可動域が適切に伸びているか確認することが推奨されます。

筋力強化

12週間のリハビリテーションが終わったら、関節の強化と柔軟性向上を目的としたエクササイズを開始します。ゴムバンドや軽いダンベルを使用し、徐々に負荷を上げていきます。回旋腱板手術からの完全回復には、1年にわたって筋力トレーニングを続け、肩が日常生活やスポーツに耐えられるようにすることが重要です。

注意点と復帰時期

ゴルフや水泳などの軽いスポーツは手術後約6か月で再開可能です。ただし、重い荷物の持ち上げや木を割るような衝撃の大きい動作は、医師から許可が出るまで控えてください。肩の手術からの完全な回復には最長で1年を要することがあります。

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