脊椎減圧の方法と効果
脊椎の圧迫は神経の絞扼や椎間板ヘルニア、歩行や座位、動作障害を引き起こす可能性があります。放置すると椎間板の変性、神経損傷、最悪の場合は麻痺に至ります。以下では、脊椎を減圧する代表的な3つの方法をご紹介します。
インバージョン(逆転療法)
インバージョン療法は重力の原理を利用します。姿勢が悪いと重力が脊椎に圧迫をかけますが、逆さまになることでこの圧迫を軽減できます。逆さまになる方法は、インバージョンテーブルで体を回転させる、ドア枠に取り付けたアンチグラビティブーツを使用する、あるいはエクササイズボールに頭を向けて背中を丸めるなどがあります。
マニピュレーション(手技療法)
手技による脊椎減圧は、マッサージセラピストが行うマニュアルディストラクションや、カイロプラクティックの「関節矯正」などがあります。施術者は関節を動かし、筋肉を緩めながら背骨を正しい位置に戻します。理学療法士やトレーナーによる筋力強化、ヨガやピラティスも同様の効果が期待できます。
機械的減圧(トラクション)
トラクションは医療機関で行われることが多く、牽引装置で脊椎を一定方向に引っ張り伸ばすことで圧迫を緩和します。家庭用のドアウェイプーリーや、専門の減圧装置を用いた治療があります。重度の外傷がない限り、病院でのトラクションはあまり行われませんが、専用機械での減圧は安全に実施できます。
