尾骨の損傷で起こる症状とは?
原因
- 尾骨への直接的な転倒が最も一般的です。
- 繰り返しの負荷や筋肉の損傷、手術、出産なども原因になります。
- 女性は骨盤の形状により、男性の約5倍の頻度で尾骨損傷が起こります。
症状
- 座っているときや立っているときに、尾骨部(腰部下部)の痛みが生じます。特に柔らかい座面で痛みが強くなることがあります。
- 座位から立位への移動時に激しい痛みが走ることがあります。
- 排便後に痛みが増すことがあります。
- 腰の奥深くの鈍い痛み、触診時の圧痛、下肢の痛み、性交時の痛みなども報告されます。
診断
主に症状と触診で判断します。医師が尾骨部を押して圧痛の有無を確認し、他の腰痛と区別します。骨折が疑われる場合はレントゲン、CT、MRIで確定します。
治療
- 軽度の打撲は数日から数週間で自然に治ります。
- 座位の際はドーナツ型クッションを使用し、圧迫を軽減します。
- 20〜30分間を3〜5時間ごとにアイスパックで冷やすと腫れと痛みが和らぎます。
- 必要に応じて鎮痛剤や抗炎症薬が処方されます。
- 便秘予防のために食物繊維と水分を十分に摂取しましょう。
予防
多くは予測できない事故が原因のため完全な予防は難しいですが、コンタクトスポーツなどで転倒リスクが高い場合は、尾骨を保護するパッドやサポーターを装着すると効果的です。
