肋間筋とは?

肋間筋の概要

肋間筋は肋骨の間にあり、外側・内側・最内層の3層に分かれます。外肋間筋は吸気時に胸郭を持ち上げ、内肋間筋は呼気時に胸郭を下げ、最内層は胸郭の安定化と微調整に関与します。

外肋間筋

位置・構造:最も厚く、表層にある筋肉で、肋骨間を斜めに走り、背骨側から胸骨側へ向かう扇状の走行をしています。

神経支配:胸椎の脊髄から分枝した肋間神経に支配されます。

主な機能:吸気時に胸郭を上方に引き上げ、肺容量を増やします。横隔膜が最大に収縮し胸郭がこれ以上拡張できない場合、胸骨をわずかに持ち上げてさらなる肺活量増加を助けます。

内肋間筋

位置・構造:外肋間筋の深部にあり、薄く平らな筋肉で、外肋間筋と逆方向に斜めに走ります。

神経支配:同様に肋間神経が支配します。

主な機能:呼気時に胸郭を下方に押し下げます。咳や深呼吸などの強制呼気では、腹筋と協働して肺から空気を効率的に排出します。

最内肋間筋(横胸筋)

位置・構造:最も深く、細く散在する短い筋線維が横方向に走り、肋骨間を横切ります。

神経支配:肋間神経に支配されます。

機能:胸腔の安定性と形状維持に寄与し、外・内肋間筋の動きを補助します。

まとめ

肋間筋は呼吸に不可欠で、外肋間筋が胸郭を持ち上げ、内肋間筋が胸郭を下げ、最内層が安定化と微調整を行います。

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