HDLを増やすためのビタミンとその効果

心臓に優しいHDLとは

HDL(高密度リポタンパク)は「善玉」コレステロールと呼ばれ、LDL(低密度リポタンパク)と対照的に心血管疾患のリスクを下げます。HDLは血中のLDLを肝臓へ運び、動脈壁にたまるのを防ぎます。また、HDLを増やすと中性脂肪(トリグリセリド)も減少し、腹部肥満の改善につながります。

HDLを高めるビタミン・成分

  • ポリコサノール(サトウキビ由来)
    オクタコサノールを含み、ポリ不飽和脂肪酸の酸化を抑制します。HDLの放出を促すタンパク質の産生を助け、LDLの除去をサポート。キューバの研究では、動脈硬化や血栓のリスク低減が報告されています。
  • イノシトールヘキサリン酸(IP6)
    ビタミンB群の一種であるミオイノシトールは、肝臓の脂肪分解を促進するリポトロピック作用があります。その結果、トリグリセリドが減少し、HDLが増加。東京・帝京大学の研究では、LDL粒子のサイズが小さくなることも確認されています。
  • クエン酸とα-トコフェロール(ビタミンE)
    インド・アナマライ大学の調査で、これらを同時に摂取すると脂質酸化と動脈プラークの形成が顕著に抑制されることが分かりました。単独でも効果はありますが、併用することで相乗効果が期待できます。

バランスの取れた食事と適度な運動に加えて、上記のビタミン・成分を適切に摂取すれば、HDLを自然に高め、心血管の健康をサポートできます。

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