薬物療法
LDL(悪玉)コレステロールが高い人には、処方薬が有効です。スタチン、胆汁酸結合樹脂、コレステロール吸収阻害薬などがあり、スタチンと吸収阻害薬を併用した製剤もあります。これらはLDLを健康的な範囲に下げることが実証されています。薬の選択は年齢や全身状態により異なり、スタチンは肝機能に影響を与えることがあるため、定期的な血液検査が必要です。
運動
毎日適度な運動を行うことは、悪玉コレステロールを減らす効果的な方法です。体重が過剰な場合は、適正体重への減量も重要です。目安は1日30~60分の有酸素運動です。運動習慣がない人は、まずは短時間から始め、徐々に時間を延ばしましょう。泳ぐ、早歩き、サイクリングなどが特におすすめです。
食事
食生活の見直しでもLDLを下げられます。飽和脂肪酸、トランス脂肪酸、コレステロールを多く含む食品は控え、オリーブ油や菜種油、ピーナッツ油などの不飽和脂肪酸を選びましょう。赤身肉の代わりにサーモン、ヒラメ、タラ、ツナなどの脂ののった魚を取り入れ、全粒穀物や水溶性食物繊維、野菜・果物を豊富に摂ることがポイントです。
禁煙
喫煙は心臓病のリスクを高め、悪玉コレステロールも上昇させます。禁煙すれば、心血管リスクとLDLが大幅に低下します。米国心臓協会によれば、禁煙15年後には非喫煙者と同等のリスクになるとされています。
