高コレステロールの治療と管理

コレステロールは体に必要な成分ですが、過剰になると心臓病のリスクが大幅に上昇します。米国国立衛生研究所によると、コレステロール値が高いほど心臓病になる確率が高く、心臓病は米国の死因第一位です。高コレステロールは自覚症状がなく、多くの人が自分の状態に気づいていませんが、簡単な血液検査で確認できます。

薬物療法

高コレステロールの人には、コレステロール値を健康範囲に下げるために薬が処方されます。スタチン、コレステロール吸収阻害薬、胆汁酸樹脂などがあり、スタチンと吸収阻害薬の併用薬もあります。処方は年齢、全身状態、副作用などを考慮して決められます。スタチンなどは定期的に血液検査で肝機能をモニタリングする必要があります。

食事療法

薬を服用していても、食事の改善はコレステロール低下に有効です。心臓に優しい食事を心がけましょう。トランス脂肪酸は避け、全粒穀物や新鮮な果物・野菜を多く摂ります。また、飽和脂肪酸の摂取を減らし、タラ、ツナ、サーモン、ヒラメ、ニシン、サバなどの魚を積極的に取り入れましょう。アルコールは適量に抑えることが重要です。

運動療法

適度な運動と体重管理も高コレステロール改善に大きく寄与します。医師と相談した上で、1日30〜60分の運動を目標にしましょう。ウォーキング、スイミング、サイクリングなどが効果的です。

禁煙

喫煙は心臓病リスクをさらに高めます。高コレステロールの方は禁煙を強く推奨します。禁煙により心臓病リスクが大幅に低下し、コレステロール値も下がります。米国心臓協会によると、禁煙15年後の心臓病リスクは非喫煙者と同等です。

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