LDLコレステロールを下げる食材ガイド
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が血中に多くなると、心臓や脳へ血液を供給する動脈の壁に沈着し、プラーク(硬い沈着物)を形成して血管が狭くなります。日常の食事でこれを抑えることができれば、心血管疾患のリスクを大幅に減らすことができます。以下に、LDLコレステロールを下げる効果が期待できる代表的な食品をご紹介します。
オートミールとオートブラン
オートミールやオートブランに含まれる水溶性食物繊維は、腸内でのコレステロール吸収を抑制します。調理したオートミール1.5カップで約6gの食物繊維が摂取でき、バナナなどの果物を加えるとさらに4gほど増えます。その他、腎臓豆、リンゴ、梨、大麦、サイリウム、プルーンなども水溶性食物繊維が豊富です。
くるみ
くるみは多価不飽和脂肪酸が豊富で、血管の柔軟性を保つ働きがあります。アーモンドやピスタチオ、ペカンなどのナッツ類と合わせて、1日一握り(約30g)を目安に摂取すれば、LDLコレステロールを効果的に低下させ、心臓病のリスクを減らします。ただしカロリーが高いため、過剰摂取は避けましょう。
魚介類(特に青魚)
サバ、ツナ、サーモン、ニシン、イワシなどの青魚は、オメガ‑3脂肪酸を豊富に含みます。オメガ‑3はLDLコレステロールの低下だけでなく、血圧降下や血栓形成抑制にも寄与します。週に最低3回、約100~150gを目安に食べることが推奨されます。必要に応じてオメガ‑3サプリメントを利用しても構いません。
オリーブオイル
エクストラバージンオリーブオイルは抗酸化物質が豊富で、LDLコレステロールを減らしつつ善玉コレステロールは維持します。米国食品医薬品局(FDA)は、1日あたり大さじ2(約30ml)以上の摂取を推奨しています。野菜のソテー、マリネ、酢と合わせたドレッシングなど、さまざまな料理に活用しましょう。
植物性ステロールを含む食品
マーガリン、オレンジジュース、ヨーグルト飲料など、植物ステロールが添加された食品は、腸内でのコレステロール吸収を阻害し、LDLを約10%低下させます。効果的に摂取するには、1日あたり約2gのステロールが目安です。
