コレステロールの2タイプ:LDLとHDLの特徴と対策
低密度リポタンパク質(LDL)
LDLは「悪玉コレステロール」と呼ばれ、血中に過剰に存在すると動脈壁に脂肪が沈着し、血流を妨げます。その結果、心疾患や脳卒中のリスクが高まります。
高密度リポタンパク質(HDL)
HDLは「善玉コレステロール」とされ、余分なコレステロールを肝臓へ運び、体外へ排出する役割があります。これにより動脈の詰まりが防がれ、心臓病予防に貢献します。
高コレステロールの主な原因
- 遺伝的要因:家族性高コレステロール血症などがLDLの代謝異常を引き起こす。
- 肥満:BMIが30以上の人はLDLが増えやすく、HDLが低下しやすい。
- 運動不足:身体活動が少ないとHDLが減少する。
- 食事:飽和脂肪酸やトランス脂肪酸の過剰摂取はLDLを上昇させる。
LDLコレステロールを下げる方法
- 食事制限:1日のコレステロール摂取は300 mg未満(高コレステロールの場合は200 mg未満)に抑える。
- 飽和脂肪酸の削減:総エネルギーの10%未満(高コレステロール患者は7%未満)に抑える。
- 定期的な運動:有酸素運動を週4回、1回30分以上行う。
- 必要に応じて医師の処方薬(ニアスパン、トリコール、ロピドなど)を使用する。
HDLコレステロールを上げる方法
- 有酸素運動:LDLを減らし、HDLを増やす効果がある。週4回以上、30分以上を目安に。
- 禁煙:喫煙者はHDLが低下しやすく、禁煙により心疾患リスクが約50%低減する。
- 適正体重の維持:肥満を改善するとHDLが上昇しやすい。
