非HDLコレステロール(LDL)とは?
概要
LDLコレステロールは、血液中に存在する未溶解の脂肪酸で構成されています。肝臓で生成され、細胞の維持に不可欠ですが、濃度が高すぎると動脈壁に蓄積し、プラーク(粥状硬化)となります。これが心血管疾患のリスクを高めます。
LDL と HDL の違い
HDL(善玉コレステロール)は、血中の LDL を肝臓へ運び、体外へ排出させます。そのため、血液検査で HDL が高いほど、危険な LDL が相対的に少ないと判断されます。
健康への影響
LDL が動脈壁にたまると、硬いプラークが形成されます。プラークは血流を妨げ、最終的に脳卒中や心筋梗塞を引き起こす可能性があります。また、動脈壁自体が硬化し、動脈硬化症(アテローム性動脈硬化)となります。
専門家の見解
米メイヨークリニックや米国心臓協会によると、健康な成人の LDL コレステロールは 130 mg/dL 未満が目安です。心血管リスクが高い人は 70 mg/dL 以下に抑えることが推奨されています。
予防・対策
非HDLコレステロール(LDL)を適正範囲に保つためには、飽和脂肪酸の摂取を減らし、果物・野菜・ナッツ・全粒穀物を多く摂ることが重要です。1日あたり 10 g の食物繊維(全粒穀物、果物、野菜に多く含まれる)を目標にすると、LDL のコントロールに役立ちます。
注意点
タバコの使用や過度のアルコール摂取は、血中の非HDLコレステロールを増加させます。タバコは完全にやめ、アルコールは適量に抑えることが推奨されます。
