ビタミンBでコレステロールを下げる方法
コレステロールは体内で作られる脂質様物質で、肉や乳製品などの動物性食品に含まれます。過剰なLDL(悪玉コレステロール)や食事の影響で血中コレステロールが高くなることがあります。高コレステロールを改善する最も効果的な方法は、HDL(善玉コレステロール)を増やすことです。ビタミンBを豊富に含む食品はHDLを上げ、LDLを下げる働きがあります。
特徴
エクストラバージンオリーブオイルや食物繊維が豊富な野菜はコレステロール低下に効果的ですが、ビタミンBを含む食品も同様の効果があります。オートミールや全粒シリアル、フラックスシードやサイリウムを配合したシリアルはビタミンB6、食物繊維、葉酸などが含まれ、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを低下させます。
機能
豆類はビタミンB1(チアミン)、B2(リボフラビン)、ナイアシン、葉酸などが豊富で、定期的に摂取するとコレステロールと中性脂肪を下げる効果があります。1日半カップ(約120 g)の豆を食べるだけで、血中コレステロールやトリグリセリドが改善されます。レンズ豆、キドニービーンズ、ヒヨコ豆、ピント豆、大豆、黒豆などは食物繊維と葉酸が多く、血糖コントロールや血圧低下、血流改善といった心血管の健康効果も期待できます。
種類
精製食品よりも全粒食品の方がコレステロール低下に有効です。全粒小麦パンはビタミンB群が豊富でコレステロールを下げますが、精白粉のパンは逆効果になることがあります。柑橘類、ナッツ、種子、にんにく、トマト、ブロッコリーやほうれん草などの緑葉野菜もビタミンB6、B12、ナイアシン、チアミン、葉酸を含み、コレステロールを抑制します。
留意点
動物性食品は一般に悪玉コレステロールが高いとされていますが、放牧された動物の赤身肉や鶏肉、サーモン、マグロ、トラウト、カジキなどの魚はコレステロール低下に役立ちます。これらの食品もビタミンB群の供給源です。
重要性
飽和脂肪酸やトランス脂肪酸はLDLを上昇させ、心疾患、脳卒中、肥満、がん、糖尿病などのリスクを高めます。一方、モノ不飽和脂肪酸や多価不飽和脂肪酸はこれらの疾患から守ります。特にオメガ‑3系脂肪酸は体内で合成できないため、食事で補う必要があります。西洋型食生活ではオメガ‑6が過剰になりがちですが、ビタミンBを含む食品(くるみ、ピーカン、ソイナッツ、麦胚芽、野生サーモン、ツナ、豆油やくるみ油を使ったドレッシングなど)を取り入れることで、オメガ‑3とオメガ‑6のバランスを整え、コレステロール管理に役立ちます。
