心臓に対する高コレステロールの影響

心臓は全身に血液を送り出す筋肉です。米国疾病予防管理センター(CDC)によると、心臓病は米国で最も多い死因です。その主要因の一つが高コレステロールです。高コレステロールは心臓に悪影響を及ぼします。

事実

コレステロールは肉や乳製品に多く含まれる脂肪様の物質です。体はホルモンやビタミンDの合成に少量のコレステロールを必要とします。HDL(高密度リポタンパク)は善玉コレステロールで、余分なコレステロールを血流から除去します。一方、LDL(低密度リポタンパク)は悪玉コレステロールで、血管壁にコレステロールが沈着し、血管を詰まらせます。

高コレステロール

高コレステロールは自覚症状がありません。血液検査で測定します。LDLが動脈を塞ぐと心臓への血流が制限され、酸素や栄養が不足し心筋梗塞を引き起こし、心筋細胞が死滅します。

心臓病

動脈硬化は血管壁にコレステロールが付着し、プラークが形成されることで起こります。プラークは血管を硬くし、心臓への血流が不足します。重症になると血流が完全に遮断され、冠動脈が詰まると冠状動脈性心疾患となります。

狭心症

大量のプラークが胸痛を引き起こすのは、心臓が酸素豊富な血液を十分に受け取れないためです。プラークがはがれ血栓になることもあり、血流を急激に遮断します。これを狭心症(心筋梗塞)と呼びます。狭心症は冠状動脈性心疾患の典型的な症状で、コレステロール管理の必要性を示す警告サインです。

改善策

食生活はコレステロールに大きく影響します。飽和脂肪酸の摂取過多は血中コレステロールを上昇させます。肥満も同様です。適度な運動はLDLを減らしHDLを増やす効果があります。1日30分程度の定期的な運動を心がけましょう。

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