低コレステロールが体に及ぼす影響
誤解
コレステロールはすべて悪いものではありません。「善玉コレステロール」と呼ばれるものは、悪玉コレステロールが引き起こす疾患から体を守る役割があります。
コレステロールの種類
悪玉コレステロールはLDL(低密度リポタンパク)と呼ばれ、血管壁にプラークを蓄積させ、動脈を狭め、心臓病や脳卒中のリスクを高めます。一方、善玉コレステロールはHDL(高密度リポタンパク)です。
HDLの機能
HDLはLDLが作り出したプラークを血管壁から除去し、コレステロールを肝臓へ運んで排泄させます。
HDLが低くなる原因
HDLが低いと、肝臓疾患、2型糖尿病、甲状腺機能亢進症、重度の炎症性疾患、栄養不良や吸収不良が疑われます。また、喫煙、肥満、運動不足もHDL低下の要因です。
HDL低下の影響
HDLが40 mg/dL未満になると心血管疾患のリスクが高まります。さらに、低コレステロールは脳卒中、うつ病、早産とも関連が指摘されています。
予防・対策
原因に応じた治療が必要ですが、一般的には有酸素運動、体重管理、禁煙が効果的です。必要に応じて、ナイアシンやフィブラート系薬剤が処方されることもあります。
