声が出なくなったときの自宅でできる対策
声が出なくなる原因
風邪やウイルス感染による喉頭炎、喫煙や化学物質への曝露、上気道の細菌感染、逆流性食道炎(GERD)などが声が出なくなる主な原因です。症状は数日で回復する急性のものから、最長で2か月続く慢性のものまで様々です。
喉をいたわる基本ケア
十分な水分補給を心がけ、1日8〜10杯の水を飲みましょう。カフェインやアルコールは脱水を招くため控えてください。
喫煙者は禁煙を、受動喫煙を避けるようにしましょう。タバコの煙は炎症を悪化させます。
室内の湿度を保つために加湿器や蒸気吸入器を使用し、就寝中も運転すると効果的です。使用後は必ずメーカーの指示通りに清掃し、細菌感染を防ぎましょう。
塩水うがい
温かい水1カップに小さじ1/2の塩を溶かし、1日数回やさしくうがいします。塩分が多すぎると粘膜が乾燥するので注意が必要です。
レモン汁を加えると唾液の分泌が促進され、喉がさらに潤います。
スパイシーな家庭療法
にんにくは強力な抗菌作用があり、にんにくスープ(塩は控えめに、ハーブで味付け)を飲むと効果が期待できます。勇気があれば生にんにくをそのまま食べても構いません。
しょうが茶は抗炎症作用があります。新鮮なしょうがを30分ほど沸かした水に浸し、はちみつを加えて飲むと喉が楽になります。
酢を水で薄めたものをうがいに使う人もいますが、刺激が強い場合は注意してください。
蒸気吸入
ドアを閉めたまま温かいシャワーを浴び、蒸気で喉を潤します。食洗機が作り出す蒸気を吸うのも手軽です。
鍋で沸騰した湯の上にタオルをかぶせ、顔を覆って蒸気を吸い込みます。10〜15分を目安に、やけどに注意しながら数回繰り返しましょう。
注意点
声がかすれるときはできるだけ静かに話し、ささやきは喉に負担がかかります。声を休めることが最も効果的です。
抗ヒスタミン薬は粘膜を乾燥させ、回復を遅らせることがあります。
血痰、発熱、激しい喉の痛み、長引く咳や声の変化がある場合は、すぐに医師の診察を受けてください。細菌感染や声帯の腫瘍(がんを含む)など、重篤な原因が隠れていることがあります。
