大うつ病性障害(重度うつ病)の診断方法

はじめに

日常生活で悲しみや倦怠感、やる気の低下を感じている場合、うつ病のエピソードかもしれません。成人の約6人に1人が生涯のどこかでうつ状態を経験し、うつ病は最も一般的なメンタルヘルスの問題のひとつです。精神科医や臨床心理士は『精神障害の診断・統計マニュアル(DSM‑IV)』を用いて大うつ病性障害(重度うつ病)を診断します。正式な診断は資格を持つ専門家にしかできませんが、主要な症状を自覚すれば早期に治療を受けることが可能です。

診断の手順

  1. 以下の9つの症状をリストアップします。
    ① ほとんど毎日、ほぼ一日中続く抑うつ気分
    ② ほとんど毎日、ほぼ一日中続く興味・喜びの減退
    ③ 食欲の著しい増減(体重増減)
    ④ 不眠または過眠
    ⑤ 他者から見てわかる落ち着きのなさやイライラ
    ⑥ 疲労感やエネルギーの欠如
    ⑦ 無価値感や過度の罪悪感
    ⑧ 思考・集中力の低下、死や自殺に関する考え

  2. 過去2週間の自分の状態と照らし合わせ、当てはまる症状にチェックを入れます。他者から指摘された変化も含めて評価してください。

  3. チェックした症状の数を数えます。9項目のうち5項目以上が当てはまれば、診断基準を満たす可能性があります。

  4. 人間関係や仕事・学業・社会活動への影響を評価します。症状がこれらの領域で顕著な機能障害をもたらす場合、重度うつ病と見なされます。

  5. 精神科医または臨床心理士の診察を受けましょう。症状リスト、既往歴、過去の診断情報を持参するとスムーズです。専門家が正式な診断を行い、適切な治療へと導きます。

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