セロトニンとは何か?―脳と感情をつなぐ神経伝達物質
神経系
神経系は私たちが感じ、考え、行動するためのネットワークです。ニューロンと呼ばれる細胞が情報を化学信号として受け取り、伝達します。
セロトニン
セロトニンは体内で働く化学メッセンジャーのひとつで、気分、睡眠、食欲、痛覚、体温、記憶・学習、血圧、ホルモン活動など多くの機能に関与しています。
セロトニンと感情
セロトニンはうつ病や強迫性障害、激しい怒りなどの気分障害に関与すると考えられています。「化学的不均衡」という表現は、これらの問題を生物学的に説明する際に用いられます。問題は、セロトニンがシナプス間隙に残らず、ニューロンに再吸収(リアップテイク)されすぎることです。抗うつ薬は「選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)」と呼ばれ、リアップテイクを遅らせることでセロトニン濃度を高めます。
