一次性と二次性のうつ病

一次性うつ病

一次性うつ病は、遺伝的素因や心理的バランスの崩れ、薬剤、アルコールや違法薬物などの物質が原因で起こります。家族にうつ病の既往があるとリスクが大幅に高まります。また、てんかんや高血圧、心疾患、コレステロール異常の治療に用いられる一部の処方薬もうつ病を誘発します。悲観的な性格の人も罹りやすいです。

二次性うつ病

トラウマとなる出来事は二次性うつ病の原因の一つです。

離婚、愛する人の死、病気、重大な事故など、生活上の大きな出来事がきっかけで発症するうつ病です。

うつ病の分類

うつ病は孤独感を伴うことがあります。

うつ病は主に以下の5つに分類されます。

  • 産後うつ病:出産後の母親に見られる。
  • 非定型うつ病:体重変動や過眠・不安感が特徴で、治療が難しい。
  • カタトニックうつ病:運動機能が著しく障害される重度の形態。
  • メランコリックうつ病:過度の罪悪感や極端な体重減少、快楽感の喪失が見られる。
  • 季節性情動障害(SAD):日照時間が短くなる秋冬に発症し、春夏に改善する。

症状

米国精神医学会が定めた DSM‑IV によれば、以下のうち5項目以上が2週間以上続くと「うつ病」と診断されます。

  1. 抑うつ気分、悲しみ、涙が止まらない。
  2. 以前は楽しめていた活動への興味・喜びの喪失。
  3. 食欲の著しい増減、体重の増減。
  4. 不眠または過眠。
  5. 興奮・落ち着きのなさ、または動作の遅さが他者に顕著に見える。
  6. 疲労感・エネルギーの欠如。
  7. 自分は価値がない、過度の罪悪感。
  8. 集中力・思考の明晰さ・意思決定の困難。
  9. 死にたい、または自殺念慮。

治療

薬物療法はうつ病治療の一つです。

多くの場合、抗うつ薬とカウンセリングを組み合わせた薬物管理が基本です。重症例では入院治療や精神療法が必要となります。

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