うつ病が影響を及ぼす脳の部位はどこですか?

うつ病は脳のさまざまな領域に変化をもたらすことが多数の研究で明らかになっています。以下に主な影響部位とその特徴をまとめました。

神経伝達物質

メイヨークリニックによれば、うつ病患者は特定の神経伝達物質の濃度が低下しており、抗うつ薬によってこれらを増加させることで症状が改善されることがあります。

海馬(ヒッポカンプス)

米国科学アカデミーの研究では、うつ病患者の海馬体積が約20%減少していることが報告されています。海馬は記憶と学習に関与する重要な部位です。

松果体

メリーランド大学医学センターの調査によると、うつ病患者は松果体から分泌されるメラトニン(睡眠ホルモン)の生成が不足しがちです。

視床(サラマス)

米国退役軍人省のデータでは、うつ病患者の視床に存在するニューロンが約30%多いことが示されています。視床は恐怖や感情の制御に関わります。

大脳皮質

ニューヨーク・タイムズの報道によれば、うつ病患者は右側の大脳皮質が薄くなる傾向があり、これが気分や注意力に影響すると考えられています。

これらの変化はうつ病の原因や治療法を探る上で重要な手がかりとなります。

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