配偶者がうつ病のとき、上手に話す方法

米国国立精神衛生研究所によると、成人(18歳以上)でうつ病に罹患している人数は約1,880万人です(参考文献1)。うつ病患者の15%が自殺に至ります(参考文献1)。したがって、配偶者がうつ病であると疑う場合は、適切に対話し、問題に向き合うことが重要です。

うつ病の配偶者と話す方法

  1. まず、うつ病について正しく理解することが必要です。症状は本人だけでなく周囲にも影響し、深刻な状態では自殺リスクが伴います。配偶者が「死にたい」と言った場合は、軽視せず真剣に受け止めましょう。また、うつ病の言動は病気によるものであり、感情的に反応しても根本解決にはなりません。うつ病は自然に治るものではないため、無視せず適切な対応を心がけましょう。

  2. 配偶者の話に耳を傾け、共感を示すことが大切です。「頑張れ」や「気にしないで」などの軽率な助言は逆効果です。配偶者の感情や状況を尋ね、どのように支援できるかを一緒に考えましょう。うつ病について話すことで、むしろ状況の改善につながります。

  3. 専門的な治療を受けるよう促すことも重要です。うつ病専門家のエミリー・スコット=ロウ博士によると、うつ病患者のうち治療を受けるのは約33%で、治療を受けた人の80〜90%が大幅に改善するとされています(参考文献2)。また、コロラド大学の研究では、片方がうつ病になると夫婦双方の満足度が低下することが示されています(参考文献2)。治療を受けることは弱さの表れではなく、必要な時に助けを求める強さと知恵であることを伝えましょう。

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