デシプラミンの副作用と注意点
デシプラミンは、うつ病治療に用いられる三環系抗うつ薬です。脳内のノルエピネフリンとセロトニンの働きを調整し、気分を安定させます。通常は1日あたり25〜75mgの範囲で投与されます。
主な副作用
- 吐き気・嘔吐、便秘、めまい、倦怠感、睡眠障害(不眠・悪夢)
- 口の渇き、視力のぼやけ、集中力低下、性欲減退、耳鳴り
重篤な副作用
- 血圧上昇、幻覚、脳卒中、うつ症状の悪化、肝障害、心臓疾患、精神病
- 最近心臓疾患や肝機能障害を経験した方はリスクが高まります。
薬剤相互作用
- アルコールとの併用は致命的な副作用リスクを大幅に増加させます。
- 抗ヒスタミン薬、筋弛緩剤、鎮静剤、風邪薬などは眠気を強めます。
- グレープフルーツはデシプラミンの効果を低下させる可能性があります。
自殺リスク
- 重度うつ病の子ども・青年において、自殺リスクが上昇します。特に服用開始後1か月が危険です。
過剰摂取
- 不整脈、極度の疲労、幻覚、痙攣、意識混濁、昏睡などが見られ、致死的になることがあります。疑わしい場合は直ちに医療機関へ。
