がん患者のうつに気づくポイント
はじめに
がんと診断された人は、病気の不確実性や身体的な不快感、長期にわたる痛みを伴う治療、手術の可能性など、喜べることが少ないです。そのため、うつ状態に陥りやすくなります。しかし、前向きな姿勢は回復に良い影響を与えることが知られています。がん患者のうつを見逃さず、適切な支援や治療につなげるためのポイントをご紹介します。
がん患者のうつを見極めるチェックポイント
罪悪感の表出に注意
うつ状態のがん患者は、病気を抱えていることへの強い罪悪感を口にすることがあります。家族に負担をかけていると感じることで、罪悪感が増すと同時にうつが深刻化します。
自殺念慮のサインを見逃さない
身体的・精神的な苦痛から自殺を考えるケースがあります。自殺について語る、あるいは自殺未遂の行動は、うつの重要なサインです。
好きな活動からの撤退
うつが進行すると、希望が持てず、以前楽しんでいたことに興味を失うことがあります。
過度な怒りやイライラ
病気に対する怒りは自然ですが、制御できないほど激しくなったり、生活全般に影響を及ぼす場合は、うつが関与している可能性があります。
価値感の低下に関する発言
「自分は価値がない」「この病気は自分のせいだ」など、自己否定的な言葉が頻繁に出る場合は、うつのサインです。
