遺伝子に双極性障害のリスクはあるのか?
双極性障害は遺伝的要因が関与する精神疾患で、気分の激しい変動を引き起こします。遺伝子は発症に影響する要因の一つです。
観察結果
- 長年の観察と研究により、双極性障害を持つ親と子の間に直接的な関連があることが確認されています。
研究手法
- 双極性障害を持つ人と持たない人を比較し、血液サンプルから染色体とDNAを解析して遺伝的つながりを調べました。
染色体18の異常
- 染色体はDNAで構成されており、双極性障害患者の多くで染色体18の中心部に特異的な変化が見られました。
バランス転座
- 一部のケースでは「バランス転座」と呼ばれる状態が確認されました。通常は染色体が対になって整列していますが、双極性障害患者では染色体3と9が正しく整列せず、結合していることがあります。
家族への影響
- DNAと双極性障害の関連は示されていますが、必ずしも親が障害を持っているから子どもが発症するわけではありません。たとえば一卵性双子でも、片方だけが発症するケースがあります。
