痔の医療治療ガイド
痔(いぼ)は、肛門や直腸の血管が拡張し、炎症・痛み・出血を伴う状態です。主な原因は排便時の過度な力みですが、妊娠・肥満・加齢・遺伝・長期の便秘や下痢でも発症します。症状に応じて、生活改善から薬物・非外科・外科的処置までさまざまな治療法があります。
治療しない場合
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軽度の痔であれば、特別な医療介入は不要です。食物繊維と水分を十分に摂取し、便を柔らかく保つことが基本です。果物・野菜・全粒穀物は繊維が豊富で、便のかさを増し、排便をスムーズにします。1日あたり約2リットル(約64オンス)の水分摂取を目安にしましょう。
それでも改善しない場合は、繊維サプリメントの利用を検討してください。パッケージの使用方法を守り、規則的な排便を促します。
薬物療法
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自己管理だけでは効果が不十分な場合、痔用の軟膏やクリームが症状(痛み・刺激・炎症)を緩和します。ただし、薬剤は根本的な治癒をもたらすわけではなく、自然に回復させるか、医師と次の治療方針を相談する必要があります。
非外科的治療
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症状が頑固な場合は、以下のような非外科的処置が行われます。
- 【結紮(けっさつ)】 痔核の根元にゴムバンドを装着し、血流を遮断して自然に壊死させます。
- 【凝固】 熱エネルギーで痔核を加熱し、組織を焼灼して縮小させます。
- 【注射療法】 薬剤を注入し、痔核を化学的に縮小・壊死させます。
外科的治療
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上記の方法でも改善しない、あるいは再発が頻繁な場合は外科手術が検討されます。主に行われるのは痔核切除術(痔核摘出術)で、肛門・直腸の病変組織を除去し、痔核を縮小させます。術式には、組織を切除する従来法や、ステープラーで血流を遮断する方法などがあります。
