炎症性腸疾患の症状を見分ける方法

クローン病と潰瘍性大腸炎は、最大で約400万人の成人と子どもが罹患する炎症性腸疾患(IBD)です。症状は似通っており、医師は腸の炎症や腫れの原因を特定するために複数の検査を行います。IBDを早期に発見し治療しないまま放置すると、腸が損傷し、特定のがんリスクが高まります。

炎症性腸疾患の主な症状

  1. 腹部のけいれんや痛み

    慢性的な腹部不快感が続きます。食事後に痙攣が起き、数時間続くことがあります。腸潰瘍やガスが原因となることが多いです。

  2. 下痢と便秘が交互に起こる

    炎症により大腸が速く排出されると下痢、腸の収縮が遅くなると便秘が起こります。

  3. 便に血液が混じる

    痔核や裂肛、さらには大腸がんなど、血便を伴う疾患は多数ありますが、IBDでも潰瘍から出血し血便が見られます。

  4. 血液検査で低血球数(貧血)

    血液検査で貧血が判明すると、潰瘍からの出血や血便が原因である可能性があります。倦怠感を伴うことが多いです。

  5. 発熱

    炎症が活性化すると体温が上昇し、発熱が見られます。症状の悪化時に特に顕著です。

  6. 体重減少・食欲不振

    嘔吐や下痢により栄養吸収が妨げられ、体重が減少します。重症例では食欲が著しく低下します。

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