胆嚢がんの最適治療法は?
胆嚢がん(GBC)の治療は、がんの進行度や患者さんの全身状態、治療施設の専門性などにより決まります。主な治療法は以下の通りです。
1. 手術による切除
・胆嚢摘出術(単純胆嚢摘出)
がんが胆嚢に限局している場合、胆嚢全体と肝臓の周辺組織の一部を併せて摘出します。
・拡大胆嚢摘出術
胆嚢に加えて、近傍のリンパ節や肝臓の小部分も切除します。
・根治的胆嚢摘出術
進行がんの場合、胆嚢だけでなく肝臓の一部、胆管、リンパ節まで広範囲に切除します。
2. 補助療法(術前・術後)
・放射線療法
手術後に残存がん細胞を抑える目的で行われます。
・化学療法
術前(新補助化学療法)で腫瘍を縮小させたり、術後(補助化学療法)で微小転移を除去したり、進行例の緩和目的で使用します。
3. 緩和ケア
切除不能・進行がんの場合は、症状緩和と生活の質向上を目指します。
・外科的バイパス手術
胆管が腫瘍で閉塞した際、胆汁の流れを確保するためにバイパスを作ります。
・化学療法・分子標的療法
腫瘍縮小や症状緩和を目的に実施します。
・疼痛管理
鎮痛薬やその他の手段で疼痛をコントロールします。
最適な治療方針は、外科腫瘍医、内科腫瘍医、放射線腫瘍医など多職種チームががんのステージ、患者さんの体力、利用できる治療法を総合的に評価し、個別に決定します。
