15%過酸化カルバミドの使用後の効果

美容効果

メリーランド大学ボルチモア校歯学部の臨床研究歯科医師と教授らは、15%過酸化カルバミドの美容効果を調査した。口腔内に疾患のない成人を対象に、15%溶液と同条件の10%溶液の漂白効果を比較した。両溶液はエナメル質の水分と反応し、過酸化物の酸素が放出されてエナメル質と象牙質を漂白する。2週間の使用後、参加者の半数以上で歯が7〜9段階明るくなった。使用中は歯や歯茎の知覚過敏が見られたが、使用を中止すれば症状は消失した。

エナメル質への影響

同研究では、過酸化カルバミド15%溶液にカリウム硝酸塩やフッ化物を添加して知覚過敏を抑えることが一般的であると報告された。インディアナ大学歯学部の研究者は、15%過酸化カルバミドがエナメル質のせん断結合強度や表面硬度に与える影響を検証した。カリウム硝酸塩・フッ化物添加溶液と無添加溶液のいずれも、エナメル質表面のミクロ硬度には変化がなかった。一方、両群ともに処置直後から最大14日間、エナメル質のせん断結合強度が低下したことが明らかになった。

口腔洗浄剤としての利点

15%過酸化カルバミドは消毒剤・除去剤として液体の口腔洗浄剤に使用され、飲み込んだり希釈したりすべきではない。歯だけでなく口腔全体の炎症や刺激を軽減する効果がある。Drugs.comによれば、義歯、矯正装置、口内炎、ビンセン感染、歯周炎、口内潰瘍、歯肉炎などによる炎症緩和のために処方されることがある。

使用時の副作用

しかし、過酸化カルバミド15%は炎症を悪化させる可能性がある。口腔内の炎症が悪化したり、発疹、腫れ、刺激感、紅斑、発熱といったアレルギー様反応が現れることがある。これらの症状が出た場合は、処方医の監視下で速やかに相談する必要がある。

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