屈折検査の技術

屈折技術は、眼科医が眼鏡やコンタクトレンズなどの矯正レンズの処方を決定するために用いる検査です。主に主観的(患者の感覚に基づく)と客観的(検査者や機械が測定する)に分かれ、球面屈折(角膜と水晶体の焦点合わせ)と乱視(角膜が楕円形になることによる)を測定します。

視力検査(Visual Acuity)

最初に行う屈折検査は視力測定です。視力表の文字を一定距離(通常は20フィート)で読めるかで、患者の視力の主観的な定量評価を行います。スネレン式では、読めた最小文字の行番号が視力値となり、20/20視力は20フィートで20番の行が読めることを意味します。

直接眼底検査(Direct Ophthalmoscopy)

眼底鏡を用いて網膜を観察します。主に網膜の健康状態を確認しますが、屈折測定の客観的な目安としても利用できます。網膜を鮮明に見るために必要な矯正レンズの度数から、処方レンズの強さを概算します。

角膜曲率測定(Keratometry)

角膜の曲率を測定し、像をどれだけ集光できるかを評価します。角膜は凸面鏡のように像を反射させ、その反射像の大きさから曲率を算出します。球面屈折だけでなく、乱視患者の場合は楕円形の像から乱視の補正量も求められます。

屈折計(Refractors)

最も時間がかかる検査は、レフラクトロという装置でレンズを患者の目の前に置き、様々な度数を試すことです。患者が「見え方が良くなった」か「悪くなった」かを答える主観的なテストで、最適な処方レンズを決定します。

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