ICLとレーシック:特徴・メリット・違いの徹底比較

米国・欧州の患者の85%以上がレーシック(LASIK)を選択するという調査結果がありますが、角膜が薄く手術が危険と判断されるケースや、特定の視力条件においてはICL(植込み型コンタクトレンズ)手術が優先されます。本稿では、ICLとレーシックの手術方法、共通点・相違点、そしてそれぞれの利点を詳しく解説します。

適応

  • ICLとレーシックは、近視や乱視といった屈折異常の矯正を目的とした手術です。角膜が薄くレーシックが適さない患者は、ICLが代替手段として選ばれます。

手術手順

  • ICL手術は、虹彩の裏側に人工レンズを外科的に挿入し、視力を改善します。レーシックは、レーザーで角膜表面の組織を削り、形状を変えることで視力を矯正します。

共通点

  • 両手術とも、感染、過矯正・不足矯正といったリスクがあります。手術後に完全な視力が得られない場合は、眼鏡やコンタクトレンズの併用が必要になることがあります。

相違点

  • 最大の違いは「可逆性」です。レーシックは角膜を永久に変形させるため、元に戻すことはできません。一方、ICLはレンズを取り外すことが可能で、別の治療や新しいレンズへの交換が容易です。

レーシックのメリット

  • 手術時間が短く、効果が速く現れます。永久的な視力矯正が可能で、侵襲性がICLより低い点も評価されています。また、費用面では一般的にICLより安価で、目安は1眼あたり$499〜$2,500です。

ICLのメリット

  • 角膜や他の眼組織を永久に変形させないため、角膜が薄い、瞳孔が大きい、ドライアイや感度が高いといった条件でも適用できます。さらに、重度の屈折異常にも対応でき、レーシックでは矯正が難しいケースに有効です。費用は1眼あたり$1,500〜$3,000が一般的です。

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