心房細動の兆候と症状
心房細動は心臓の上部2つの部屋(右心房・左心房)が不規則で速いリズムで拍動する状態です。血液検査や心電図モニタリングで診断され、薬物療法や重症例ではペースメーカーが用いられます。
動悸(パルピテーション)
心房細動の代表的な症状のひとつが動悸です。心拍が急激に速くなり、胸の中で鼓動が強く感じられます。拍動が抜けたように感じたり、速すぎて羽ばたくように感じることもあります。動悸は不安感や多汗、脈拍の上昇を伴うことがあります。
低血圧
心拍が十分に速くない、または血液供給が不足すると低血圧が起こります。視界がぼやける、二重に見える、周辺視野が失われるなどの視覚障害が現れ、慢性的な疲労感や睡眠不足を感じます。簡単な日常作業が困難になり、記憶力低下やめまい、失神につながることもあります。
狭心症様胸痛
心拍数が上がりすぎると、心臓への血流が不足し、胸部に激しい痛み(狭心症様胸痛)が生じます。胸痛に加えて全身の倦怠感や呼吸困難が現れ、息切れしやすくなります。
記憶力低下
脳への酸素供給が不足すると、記憶障害が出ることがあります。簡単な作業を思い出せなかったり、刺激が多い環境で混乱したりすることがあります。
慢性心房細動
慢性心房細動は症状が持続的に現れ、治療を受けるまで続く状態です。症状は数時間から数日間続くことがあり、無症状のまま検査で初めて判明するケースもあります。
これらの症状が見られたら、早めに医療機関で検査を受け、適切な治療を受けることが重要です。
