逆流性食道炎と喘息の鑑別診断
逆流(GER)と逆流性食道炎(GERD)
米バージニア大学医療システムによると、胃食道逆流(GER)は誰にでも起こり得る一過性の酸逆流であるのに対し、逆流性食道炎(GERD)は頻繁に起こり、症状が持続する疾患です。GERは偶発的に起こりますが、GERDは定期的な酸逆流を伴い、治療が必要になることがあります。
喘息
喘息は慢性の呼吸器疾患で、気道が炎症を起こし狭くなるため、咳、喘鳴(ぜんめい)、胸部の圧迫感、呼吸困難などの症状が現れます。
鑑別診断
逆流性食道炎は喘息の鑑別診断項目の一つです。つまり、GERDが原因で喘息様症状が出ることがあります。米国有害物質・疾病登録局(ATSDR)によれば、喘息の他の鑑別診断には肺気腫や声帯の異常などがあります。
検査
米国国立心臓・肺・血液研究所(NHLBI)は、喘息を正確に診断するために肺機能検査と身体診察を推奨しています。
逆流性食道炎の診断
米国家庭医師会(AAFP)によると、GERDは典型的な症状(胸焼けや嘔吐感)の有無で診断されます。稀な症状としては咳、胸痛、さらには喘息様症状が挙げられます。
