ニッセン手術後の食事と回復ガイド
Nissen手術は、食道下部に新しい弁機構を作り、重度の胃食道逆流症(GERD)を改善します。外科医は切開部を縫合するか、テープと包帯で固定します。手術を受けた方は通常、翌日に自宅へ帰宅できますが、完全な回復には最大6週間かかります。その間、飲み込みにくさや膨満感、食後の痛みが生じることがあります。透明な流動食から徐々に柔らかい食事へと移行することで、これらの症状を軽減できます。
手術当日から術後3日目まで
手術直後は、1日3〜4回の透明な液体(例:水、澄んだブロス、無糖のゼリー)だけを摂取してください。極端に冷たい・熱い飲み物や炭酸飲料は4週間は避けましょう。翌日からはマッシュポテトなどの柔らかい食事に移行しますが、引き続き液体中心でゆっくり飲み込み、よく噛むことが重要です。パン、クラッカー、トマト製品、ナッツ、辛い食べ物など、胃を刺激しやすい食品は控えてください。
術後3日目から3週間目まで
3日目以降も柔らかい食事を続けつつ、1回につき1つずつ「やや固め」の食品を試してみましょう。痛みや違和感が出た場合はすぐに柔らかい食事に戻し、症状が落ち着くまで様子を見てから再挑戦してください。膨満感や嚥下困難を起こしやすい食品は、後の段階に延期して構いません。
術後3週間から6週間まで
3〜6週間が経過すれば、手術前の通常の食事に戻れます。ただし、痛みや不快感が残る場合は、前の段階に戻り、移行をゆっくり進めましょう。
