血圧測定値の意味と解説
血圧は、血液が動脈の壁にかける圧力を測定したものです。血圧の数値は「収縮期血圧/拡張期血圧」の形で示されますが、これらの意味や各数値が示す健康状態について解説します。
収縮期血圧と拡張期血圧とは
医師が「血圧が120/80 mmHgです」と言うとき、上の数字(120)が収縮期血圧です。これは心臓が収縮して血液を全身へ送り出すときの圧力を表します。
下の数字(80)が拡張期血圧で、心拍と心拍の間に血管内に残っている圧力を示します。
正常血圧の基準
米国心臓協会(AHA)によると、収縮期血圧が120未満、拡張期血圧が80未満であれば「正常血圧」とされます。
低血圧(低血圧症)
個人差はありますが、正常範囲より20 mmHg以上低い場合は低血圧と考えられます。めまい、失神、倦怠感、混乱などの症状が現れることがあります。
前期高血圧
収縮期血圧が120〜139、または拡張期血圧が80〜89 の場合は「前期高血圧」に分類されます。生活習慣の改善が推奨されます。
ステージ1高血圧
メイヨークリニックの基準では、収縮期血圧が140〜159、または拡張期血圧が90〜99 の場合がステージ1高血圧です。まずは食事と運動で改善を図り、6か月経過後に改善が見られなければ薬物療法を検討します。
ステージ2高血圧
収縮期血圧が160以上、または拡張期血圧が100以上の場合はステージ2高血圧と診断されます。医師と相談し、薬物治療と合わせて食事・運動療法を行うことが重要です。
