悪性高血圧の定義と対策
悪性高血圧は、血圧が極めて高く、腎臓や心血管系などの重要な臓器に損傷を与える危険な状態です。迅速な緊急治療が必要です。
原因
- 高血圧や腎不全、腎性高血圧の既往がある人はリスクが高く、若年成人、黒人男性、妊娠中毒症の女性も注意が必要です。
主な症状
- 視界のぼやけ、めまい、頭痛、イライラ感などが現れます。検査時に眼の視神経が腫れ、ぼやけていることがあります。
その他の症状
- 鼻血、心拍の乱れ、嘔吐、足のむくみ(浮腫)も見られることがあります。
症状の悪化サイン
- 呼吸困難や胸痛、視力喪失、四肢のしびれや機能低下が現れた場合、血圧が下がっていない、むしろ上昇している可能性があります。
評価
- 緊急性が高く、入院して腎機能検査、心電図、胸部X線、必要に応じて頭部CTなどで臓器障害の有無を調べます。
治療
- カルシウム拮抗薬、β遮断薬、αβ遮断薬、血管拡張薬など複数の降圧薬を組み合わせ、できるだけ安全に血圧を速やかに下げます。
