白血球分画(WBC)の読み方
白血球(白血球)とは、免疫系の一部で、体を感染や異物から守る細胞です。主な白血球は好塩基球、好酸球、リンパ球、単球、好中球の5種類があります。白血球分画検査は、血液サンプル中の各細胞タイプの割合を示し、感染やアレルギー反応の重症度、免疫機能の評価に役立ちます。
検査結果の読み方
- 好中球(Neutrophil):基準範囲は40〜60%です。感染や炎症性疾患、骨髄障害で上昇し、低値は免疫低下を示す可能性があります。
- 好酸球(Eosinophil):基準は1〜4%。アレルギーや寄生虫感染で上昇し、低値は通常問題ありません。
- 好塩基球(Basophil):基準は0.5〜1%。増加は白血病、慢性炎症、食物過敏、放射線療法などが原因です。
- リンパ球(Lymphocyte):基準は20〜40%。ウイルス感染で上昇し、低値は全身性エリテマトーデスやHIV末期など免疫疾患を示します。
- 単球(Monocyte):基準は2〜8%。10%超は組織障害の可能性があり、低値は骨髄損傷や白血病で見られます。
