ベル麻痺(顔面神経麻痺)の症状と対策
ベル麻痺は、顔面筋肉を支配する顔面神経が圧迫・炎症・腫れによって機能が低下する疾患です。米国メイヨークリニックによると、毎年約4万人が新たに発症しています。症状は突然現れ、2~3日でピークに達することが多いです。
主な症状
- 顔の片側に急激な筋力低下や麻痺が生じ、笑顔やしかめ面などの表情が作りにくくなる。
その他の症状
- 味覚の喪失や唾液・涙の分泌量の変化。
- 影響を受けた側の耳の痛み。
原因
- 最も一般的なのは単純ヘルペスウイルス(HSV)。他にも帯状疱疹ウイルスやエプスタイン・バーウイルス(EBV)が関与することがあります。
治療法
- ステロイド系抗炎症薬(コルチコステロイド)で神経の腫れを抑える。
- ウイルス感染が疑われる場合は抗ウイルス薬を併用する。
回復
- 多くの患者は3週間以内に改善し、6か月以内に完全回復します。
- 約10%の患者で症状の再発が見られます。
留意点
- 全年齢で発症しますが、15歳未満や60歳以上の方は比較的稀です。
