運動中に心拍数が上がる理由とは?
心拍数とは
心拍数は、心臓が1分間に拍動する回数です。心臓は筋肉であり、トレーニングによって強くなることも、使わなければ弱くなることもあります。定期的な運動は心臓に負荷をかけ、心臓の健康を促進します。
運動と心拍数の関係
運動の刺激(あるいは運動を思い描くだけ)でも、心拍数は自然に上昇します。これは、体が「生存が危うい」状況に備えるための生理的反応です。トラックを走るか、猛獣から逃げるかは脳が区別できないため、どちらも心拍数の急上昇を引き起こします。
酸素・栄養供給の増加
身体が活動すると酸素と栄養の需要が高まります。安静時は臓器の酸素要求が低いため心拍はゆっくりですが、運動時は酸素供給を増やす必要があるため心拍が速くなります。
定期的な運動が心拍数に与える影響
運動中に心拍計を継続的に使用すると、時間とともに平均心拍数が低下することが分かります。これは「SAID(Specific Adaptation to Imposed Demands)」の原理で、体が効率的に血液を供給できるようになるためです。つまり、同じ運動でも少ない拍動で多くの血液を送れるようになります。
体温上昇による心拍数の増加
運動中は体の中心温度も上がります。体温が上がると心拍数も上昇し、酸素需要と同様に血液循環が促進されます。この効果もトレーニングにより徐々に慣れ、効率的に調整されます。
