リンパ節感染(リンパ節炎)の概要と対処法
リンパ節感染(リンパ節炎)は、細菌・ウイルス・真菌などの感染に対する免疫応答として、リンパ節が炎症を起こし腫れる状態です。感染部位の近くにあるリンパ節が特に腫れることがあります。
リンパ系
体内のリンパ系は組織から余分な液体や老廃物を回収し、血流へ戻す役割を担います。リンパ節はこのリンパ液を濾過し、白血球が感染と闘う場となります。
関連疾患
- 溶血性連鎖球菌感染(例:咽頭炎)
- 性器ヘルペスの発症
- 伝染性単核球症(モノ核症)
- 皮膚感染症
- 眼感染症
- 結核
- 梅毒
症状
- 腫れたリンパ節(触れると圧痛)
- 硬くなったリンパ節
- リンパ節上の皮膚が赤く炎症を起こす
- 膿瘍(膿がたまる)になることもある
治療
- 原因となる感染の除去(抗生物質や抗真菌薬)
- 炎症を抑えるための抗炎症薬の処方
- 腫れや痛みを和らげるための冷却湿布やアイシング
重症例
- 膿瘍が形成された場合は外科的にドレナージが必要になることがある
- 腫脹が数か月間続くこともあり、経過観察が重要
