頭部白癬(リングワーム)の治療法
頭部白癬は頭皮にできるリングワームで、主に1歳から10歳の子供に多く見られますが、成人でも感染することがあります。感染すると、赤くかゆみを伴う膿疱性の発疹や、黒い小さな点、黄色くべたべたしたフケが頭皮に現れます。時間が経つと毛髪がもろくなり、抜けやすくなります。
感染経路
- 感染者の髪や、くし、ヘアブラシ、衣類などの個人用品との接触で広がります。
- 猫や犬などの感染したペットとの直接接触でも感染することがあります。
経口薬
- 小児看護学の教科書によると、抗真菌薬のグリソフルビン(griseofulvin)を最大8週間、または症状が消失した後少なくとも2週間投与します。
- グリソフルビンに過敏症がある場合は、テブナフィンやイトラコナゾールが代替薬として使用されます。
外用治療
- 米国国立衛生研究所および小児看護学の教科書では、セレニウム硫化物またはケトコナゾール配合の薬用シャンプーを週2〜3回、10分間使用することで真菌の拡散を抑制できるとしています。
予防・対策
- 頭髪は週に2〜3回、できれば毎日洗うことが望ましいです。特にスポーツなどで汗で髪が湿る場合は、真菌は湿った環境で繁殖しやすいため、こまめに洗髪しましょう。
留意点
- 頭部白癬に感染した場合、家族やペットも同様の症状がないか確認し、必要に応じて治療を行うことが重要です。感染は非常に伝染性です。
注意事項
- くし、ブラシ、帽子などは他人と共有しないでください。
