脂肪肝(NAFLD)患者のための食事ガイド
NAFLDとは
非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)は、肝臓の脂肪調整機能が低下し、脂肪がエネルギーとして利用されずに肝臓内に蓄積される状態です。肥満や30歳以上の方に多く見られ、体重減少が困難になるほか、2型糖尿病、コレステロール上昇、腹部肥満のリスクも高まります。
NAFLDの治療法
現在、脂肪肝を即効で改善する薬はありません。根本的な解決策は、生活習慣の見直しによる徐々で持続的な体重減少です。最新の研究では、低カロリー食だけでなく、低炭水化物食が肝臓の脂肪燃焼を促進し、NAFLD改善に有効であることが示されています。
低炭水化物ダイエットのおすすめ
極端な炭水化物制限をする必要はありません。炭水化物は果物と野菜からだけ摂取し、余分な穀物や甘い食品は控えましょう。果物と野菜はビタミン・ミネラルが豊富で、体が必要とする炭水化物を十分に供給します。
食事のバランスの取り方
残りの食事では、赤身肉、鶏肉、魚、卵、七面鳥などの高タンパク質食品を中心に摂ります。また、総摂取カロリーの約30%を脂質から取るようにし、動物性脂肪、自然由来の脂肪(卵やココナッツ)、オメガ‑3脂肪酸を多く含む魚油やオリーブオイルなどをバランスよく組み合わせます。毎食、タンパク質、果物、野菜、健康的な脂質を揃えることで、体重減少と脂肪肝の管理が期待できます。
注意点
体重はゆっくりと減らすのが最も効果的です。1週間に0.5〜1キログラム(1〜2ポンド)を目安に減量し、食事日記で摂取カロリーと食材を記録、毎週末に体重を測定しましょう。体重が計画通りに減っていればカロリーは維持し、減少が鈍い場合は1日あたり200kcal程度増減させて再評価します。
