男性乳房肥大(女性化乳房)のFAQ
男性乳房肥大(女性化乳房)は、男性の乳腺組織が過剰に増殖する状態で、年齢を問わず発症します。主な症状は乳房の肥大と圧痛で、健康リスクはほとんどありませんが、精神的なストレスの原因になることがあります。
原因
- ホルモンバランスの乱れ、特にテストステロン不足またはエストロゲン過剰が主因です。自然なホルモン変化や、特定の薬剤・疾患が影響します。
薬剤・疾患
- 抗アンドロゲン薬、抗不安薬、三環系抗うつ薬、エファビレンツなどのHIV治療薬、抗生物質、潰瘍・心臓薬、ヘロイン、マリファナ、アナボリックステロイド、アンフェタミンなどが原因となります。また、腎不全・肝不全、がん、甲状腺機能亢進症、性腺機能低下症などの疾患も関連します。
診断
- 他の乳房肥大の原因を除外する形で診断します。医師は視診・触診、病歴聴取、服薬状況の確認を行い、血液検査、X線、マンモグラム、CT、MRI、超音波、組織生検などで鑑別します。
治療
- 自然なホルモンバランスの乱れが原因の場合、経過観察で自然に改善することがあります。必要に応じてホルモン療法を行い、基礎疾患がある場合はその治療、薬剤が原因なら変更・調整します。手術(脂肪吸引や乳房切除)は他の治療が効果を示さない場合の選択肢です。
対処法
- 見た目へのコンプレックスはストレスやうつ状態につながることがあります。オンラインサポートグループへの参加、家族や友人との相談、カウンセリングなどが有効です。
