閉経の診断と症状について

閉経の診断基準

閉経は、月経が12か月以上続かない状態を指し、自然閉経だけでなく手術による卵巣除去でも診断されます。多くの女性は43歳から57歳の間に閉経を迎えます。

閉経前期(ペリメノポーズ)

ペリメノポーズは、閉経に至るまでのホルモン変動が続く期間で、最長10年続くことがあります。この期間に様々な身体的・精神的変化が現れます。

症状の原因

エストロゲンとプロゲステロンの変動が主な原因で、月経周期が不規則になり、期間が短くなったり長くなったりします。体調不良だけでなく、うつや不安、睡眠障害、エネルギー低下、性欲減退などの症状も見られます。

長期的な影響

閉経後はコレステロール値の変化や心血管疾患リスクの上昇、骨密度の低下による骨粗鬆症リスクが高まります。また、膣壁が薄くなり潤滑が減少し、性交時の不快感が増すことがあります。

身体的症状

ホットフラッシュやナイトスウェットは最も一般的です。突然の熱感と発汗により、顔が赤くなり、睡眠中に汗で衣服が濡れることがあります。性欲低下、膣乾燥、性交痛も報告されています。

精神的症状

不安、抑うつ、イライラ感が増すことがあります。思考力の低下や集中力の低下を感じる人もいます。子どもの独立、離婚、親の死など、人生の大きな変化と重なることが多く、原因の特定が難しい場合があります。

その他の変化

体重増加や体脂肪の腹部集中、皮膚の乾燥やシワの増加、ニキビの再発なども見られます。

対策と医療機関受診の重要性

ペリメノポーズ・閉経期のいずれも、専門医の受診が推奨されます。予防的な健康管理や、症状緩和のためのホルモン補充療法(HRT)など、個々に合った治療が受けられます。

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