骨粗鬆症の仕組みと対策
骨粗鬆症とは
骨粗鬆症は骨が脆くなり、折れやすくなる疾患です。米国では50歳以上で約1,000万人が罹患していると推定されています。
骨粗鬆症はどのように起こるのか
骨は常にリモデリング(破壊と再建)を繰り返しています。骨粗鬆症では、骨の吸収が新生骨の形成よりも速く進むため、骨密度が低下し、骨が多孔質になります。
主なリスク要因
年齢: 高齢になるほどリスクが上昇します。
性別: 女性は男性に比べて骨粗鬆症になりやすいです。
人種: 白人・アジア人の発症率が高く、黒人やヒスパニック系は比較的低いです。
家族歴: 骨粗鬆症の家族歴があるとリスクが高まります。
基礎疾患: クッシング症候群、糖尿病、甲状腺疾患などがリスク要因です。
服薬: コルチコステロイドや甲状腺ホルモン補充療法などは骨密度を低下させます。
生活習慣: 喫煙、過度の飲酒、カルシウム・ビタミンD不足は骨を弱くします。
主な症状
初期段階では自覚症状がほとんどありませんが、進行すると以下のような症状が現れます。
・背中の痛み
・骨折(特に股関節・脊椎)
・身長低下
・胸椎前弯(猫背)
・歯の抜けやすさ
診断方法
骨密度測定(DXA)により、骨に含まれるカルシウム量やミネラル密度を評価します。
治療法
主な治療には以下があります。
・カルシウム・ビタミンDのサプリメント
・ビスホスホネート製剤
・テリパラチド(副甲状腺ホルモン)
・ラロキシフェン
・ストロンチウムラネル酸塩
予防策
骨粗鬆症を防ぐために心がけたい生活習慣です。
・定期的な運動(負荷のかかる筋トレやウォーキング)
・カルシウム・ビタミンDを豊富に含むバランスの良い食事
・禁煙
・アルコールは適量に抑える
・適正体重の維持
・十分な睡眠とストレス管理
