女性の骨粗鬆症リスクに影響を与える要因とは
骨粗鬆症は、カルシウムの減少により骨が多孔質化し、骨密度が低下する疾患です。特に、65歳以上の痩せ型の白人女性に多く見られます。骨量が減少すると骨が脆くなり、骨折リスクが高まります。女性の骨粗鬆症リスクは様々な要因によって左右されます。
重要性
女性は男性に比べ骨量が少なく、寿命が長いため骨粗鬆症のリスクが高くなります。また、エストロゲンは骨量維持に重要な役割を果たすことが知られています。
考慮すべき点
骨量は35歳頃でピークに達し、その後徐々に減少します。閉経後はエストロゲンが低下するため、骨量減少が加速します。卵巣を手術で除去した若年女性も早期の骨量減少が起こります。
リスク要因
- 48歳以前の早期閉経、または閉経前の卵巣摘出
- 喫煙、運動不足、過度のアルコール摂取
- 甲状腺機能亢進症
- 細身の骨格を持つ白人女性
診断と症状
骨粗鬆症は自覚症状が少なく、進行すると骨折や背部痛、背中の丸まった姿勢(後弯)などが現れます。脊椎の圧迫骨折により身長が低くなることもあります。
予防・対策
食事から十分なカルシウムを摂取し、サプリメントで補うことが重要です。閉経前は1日あたり約1,000 mg、閉経後は1,500 mgのカルシウムが推奨されます(エストロゲン補充療法を受けていない場合)。ビタミンDやマグネシウムを含む食品・サプリメントはカルシウムの吸収を助けます。
薬物治療
骨量減少が認められる場合、以下の薬が使用されます。
- イバンドロン酸ナトリウム:骨吸収を抑制
- ラロキシフェン:エストロゲン様作用で骨を保護
