不安脚症候群(RLS)とベータ遮断薬の関係

ベータ遮断薬とは

ベータ遮断薬はノルエピネフリンやエピネフリンが神経のβ受容体に結合するのを阻害する薬剤です。心拍不整、血圧上昇、狭心症の治療に用いられ、片頭痛予防や振戦(ふるえ)のコントロールにも効果があります。

原因

不安脚症候群(RLS)の正確な原因はまだ解明されていません。パーキンソン病患者に多く見られますが、必ずしも同じ疾患に限られません。一部の患者ではベータ遮断薬の使用がRLSを悪化させ、薬を中止すると症状が改善することがあります。逆に、ベータ遮断薬が症状緩和に寄与するケースも報告されていますが、なぜ効果が分かれるのかは不明です。

治療への応用

ベータ遮断薬は振戦を抑える作用があるため、RLSの治療に用いられることがあります。血圧降下薬として広く使用されるクロニジンなどが代表例です。パーキンソン病に伴う協調運動障害や手の震えを抑えることで、脚の不快感やむずむず感が軽減される可能性があります。

むずむず脚症候群(RLS) - 関連記事