腰部手術の術後ケア
病院でのケア
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手術後数日は吐き気や嘔吐、痛みが出ることがありますが、点滴や鎮痛薬で対処します。血栓予防のためできるだけ早く起き上がり、歩行を開始しましょう。湿熱ややさしい運動、マッサージ、短時間の休息、頻繁な体位変換が痛みやこりの軽減に効果的です。必要に応じて杖や歩行器の使い方を看護師や理学療法士が指導します。毎日少しずつ活動量を増やし、身だしなみやベッドからの立ち上がり、歩行を繰り返しましょう。
自宅でのケア
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退院時は付き添いのある方に移動を手伝ってもらい、座席ベルトを締めたまま背もたれで座れるよう枕やブランケットを用意します。自宅では浴室が危険ゾーンです。手術部位は濡らさないようにし、医師の指示があるまで入浴・プール・温浴は控えましょう。浴室の床は滑り止めシートを敷き、長い柄のスポンジやハンドシャワー、浴槽ベンチを使用して安全に洗浄します。
氷冷療法は手術後数日間、続いて温熱パッドや温湿布を交互に使用します。ベッド上では背骨を曲げる姿勢(特に胎児抱き)を避け、硬めのマットレスに適切な枕で頭・肩・体幹・脚を支えます。
ベッドからの出入りは横向きに転がる「ログロール」法で行い、座るときは背もたれにクッションを置き、硬めの椅子を選びます。医師の許可が出るまで、屈む・重い物を持つ・持ち上げる動作は控えてください。
長期的なケア
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回復は5〜6週間から数か月かけて徐々に進みます。若く体力のある人は早く回復しますが、喫煙や肥満、運動不足の方は回復が遅くなります。回復期間中は医師や理学療法士の指示に従い、背骨と筋肉を段階的に強化していきましょう。前向きな姿勢を保ち、バランスの取れた食事と十分な睡眠を心がけると回復が促進されます。運動開始のタイミングは医師に相談し、手術後4〜6週間から軽いエクササイズを始めると、痛みが軽減し機能が向上することが研究で示されています。(参考文献は別途掲載)
