CPAPマスクの装着手順

CPAP(Continuous Positive Airway Pressure)は、睡眠中に軽い気圧をかけて気道を開いたままにする治療装置です。主に睡眠時無呼吸症候群などの呼吸障害を持つ方に使用されますが、肺が十分に発達していない早産児のサポートにも用いられます。CPAP装置は、装着用マスクとストラップ、接続チューブ、そしてモーターで構成されます。適切にフィットしたCPAPは、睡眠の質を大幅に向上させ、日中の倦怠感を軽減し、高血圧の改善にもつながります。

必要なもの

  • CPAPマスク
  • チューブ
  • モーター本体
  • 永久マーカー(ストラップの識別用)

装着手順

  1. マスクを頭部と顔に合わせて装着し、ストラップを外側に向けて広げます。まず前額部のストラップを、クリップをはめ合わせてカチッと音がするまで固定します。続いて、残りのストラップも同様に、またはベルクロでしっかりと固定します。鼻用マスクは通常3〜4本のストラップがありますが、使用するマスクの種類に応じて調整してください。

  2. 呼気ポートが塞がれないように注意します。呼気ポートは、息を外に出すための開口部です。内部にウィスパー・スイベルバルブが組み込まれているタイプと、外付けのタイプがあります。

  3. 上部の前額ストラップを引っ張ってマスクを頭部にしっかりと固定します。次に顎下のストラップも同様に調整し、全体が均等な張力になるようにします。締めすぎると不快感が生じ、緩すぎると空気が漏れますので、適度な密着感を保ちましょう。

  4. 鼻の上部にあるダイヤルで圧力を調整します。こちらも締め付け感がある程度保たれるよう、快適さを確保してください。

  5. チューブをマスクに接続します。ウィスパー・スイベルバルブが別体の場合は、マスク側の開口部にチューブを差し込み、もう一端を本体の出口に差し込みます。

  6. モーター本体の電源ボタンを押して電源を入れます。マスク周辺に漏れがないか確認し、必要に応じてストラップを再調整して空気がしっかり閉じ込められるようにします。全てのストラップが同じ張力になるように意識してください。

  7. 各ストラップに永久マーカーで番号や記号を書き込み、次回以降の組み立てが容易になるようにします。チューブはベッドや椅子の上に垂れ下がらないように配置し、リラックスした状態で鼻からゆっくりと深呼吸を3回行います。マスクやヘッドギアを無理に引っ張ったりしないよう注意してください。

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