睡眠歩行(眠り歩き)の対策と治療法

睡眠歩行(睡眠中に無意識で歩くこと)は、睡眠中に身体が活動的になる状態です。症状はベッドの中で座り込む程度から、外を歩き回る、場合によっては車を運転するなど危険な行動までさまざまです。1回のエピソードは平均5分程度ですが、30分以上続くこともあります。

睡眠パターンの改善

毎晩同じ時間に就寝し、1晩8時間の睡眠を確保することが推奨されています。過度の疲労は睡眠歩行を誘発しやすい主要因です。規則正しい睡眠リズムを整えることで、発作の頻度を減らすことができます。

リラクゼーション技法

瞑想や催眠、イメージトレーニングなどのリラクゼーション法が有効です。就寝前はテレビや仕事などで脳を刺激しないようにし、入浴や好きな本を読むなどリラックスできる活動を取り入れましょう。必要に応じて、行動療法士や専門の催眠療法士に相談すると、個別に合った方法を指導してもらえます。

薬物療法と医師の受診

日中の過度な眠気や怪我のリスクがある場合は、まずかかりつけ医を受診してください。睡眠障害の治療薬として、プロゾム(プロザック)、トラゾドン、クロナゼパム(クロニン)などが処方されることがあります。また、レストレスレッグ症候群、閉塞性睡眠時無呼吸症候群、逆流性食道炎などの基礎疾患が睡眠歩行の原因となっている場合は、該当する疾患の治療が根本的な改善につながります。

規則的な睡眠、適切なリラクゼーション、必要に応じた医療介入を組み合わせることで、睡眠歩行の頻度とリスクを大幅に低減できます。

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